古代・魏志倭人伝が伝える日本人のすばらしさ

人生100年時代

 ブログでは、自己紹介は前回で終わり、今回から本題に入ります。古文の記述から興味あること例えば昔の人の面白い感覚・世情(例えば恋愛・性)=現代とほとんど変わってないことを取り上げていくことにします。経歴を簡単に示します

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第11回 日本人のすばらしさー1(弥生時代=卑弥呼・邪馬台国)

このブログでは、昔の日本人が今と全く同じように人間性が素晴らしいと思われていたということを順次記したいと思います。

子供の時からの教えられてきたのは、日本人の悪いイメージが多かったのですが、これは第二次世界大戦後のGHQの洗脳教育(WGIP)のせいかもしれません。

これはどうも違うということです。清潔、礼節を重んじ、子供をかわいがり、そして器用であったようです。今もその本質は全く変わっていないのではないでしょうか

魏志倭人伝は、3世紀頃の当時の日本人の様子がよくわかります。戦国時代以降は、外国人がかなり来日し、さらに江戸時代、明治時代にはいろいろな人が感想を書いていて日本人の素晴らしさに驚嘆しています。

(1)魏志倭人伝

魏志倭人伝は、日本で卑弥呼が邪馬台国で統治した頃に中国の正史の一つである「三国志」に書かれたものです。中国から見て、こんな昔から日本人は素晴らしかったのですね。驚きます。

日本および一般の日本人の風俗習慣、さらには卑弥呼についても詳しく書かれています。

日本は人口もかなり多く大国であると好意的に述べられている。

一般の日本人の特質については次のように書かれています。特に①②が感心しますが、

③の酒の席では年齢、男女の区別なく平等であることがわかる。

①倭人は、礼儀をわきまえており、さらに絶対に盗みをしない。

②人は酒好きであるが、風俗は、乱れておらず、淫らではない。

皆、小奇麗にしている。男子の衣服は横幅の広い布を結び束ねていて縫いつけていない。婦人の衣服は単衣で、結髪の髪の頭を中央の孔に突っ込んで着ている。

③身分制度として、上流階級(大人という)、一般階級(下戸という)、奴隷(生口という)のはあったが、父子男女の別は無く、会合や話し合いの場をもっており、民主的である。。

④一夫多妻の制度になっているが、婦人は浮気せず、またやきもちを焼かない。因みに妻として、大人四、五人、下戸も数人持つ。盗みかすめず、訴え事は少ない。一方、日本と異なり中国の滅んだ原因の一つとして一夫多妻による夫人の嫉妬で虐殺等が生じたためとされている。

⑤人々は、盗みを働かず、訴訟はめったにない。

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