第10回私の勉強法
小学生の頃、あまり期待されていなかったと思うが、どう転んでしまったのか、受験に関しては、少しは親孝行できたようだ。恥ずかしながら、何かのお役にたてればと思い、自分の勉強法(コツ)を記した
私は、高校で猛勉強し、東大入試中止の年に京大工学部に現役合格し、さらに東大大学院に進みました。会社で研究者、大学教授を経験してリタイヤしました。
これまでこのブログについて、まず自己紹介を続けてきました。
私は天才ではありません。努力はすごくしましたが、勉強の成績を上げるコツ(=モチベーションの保ち方、実行計画など)を知っています。自己紹介の続きのようになって強縮ですが勉強法について記します。
世の中には、ノーベル賞をとる様な天才、あるいは超難関学科に入る受験天才がいますが、私は、どちらでもありません。普通の努力型の頭のあまり良くない生徒と定義されます。つまり、こつこつ粘り強く勉強し成績を上げる「コツ」は知ってます。それを書きたいと思います。
これまで、結局、高校入試(国立、私立共に進学校)、大学入試(京大だけ、私立や国立二期校は受験せず)、大学院入試(京大、東大)、会社(1社だけ)すべて不合格なしで一発で合格しました。ついでに言うと宅地建物取引士も一発合格です。
<中学生の勉強>中学生の時に俄然、勉強に目覚めました。英語が新鮮に感じられ勉強し出したのと、いい点をとって学年の席次が上がるとこれをキープしたいとの欲が出たのです。
勉強法:テストで点を取る方法は以下の通りです
①学校の定期(中間、期末)テストでは範囲が決まっているので、何冊か学校の教科書とは別に参考書や問題集を買ってきて、試験の範囲の箇所を勉強する。
②参考書、問題集は何冊か買う。一冊を何度も繰り返しやるのではなく、何冊かやる。
なぜなら、同じ本だと飽きるのと、書いてあることが不明確な場合、他の本で同じところを勉強すると書き方が少し違うのでよくわかるのである。
③テスト日には、目覚ましをかけ1時間とか早く起きて、復習する。眠たかったが、効果抜群である。
ついで中3になると、普段の勉強は今まで通りだが、特に夏休みは1か月の予定を立てた。
各科目について問題集を何冊か買ってきて、毎日の達成ノルマ(何科目、何ページ)を作る。30日分の勉強時間割を初めに作る。これを前倒しに達成するのがコツである。やる気が出る。これで3年の終盤には学年でトップに近かった。
<高校生の勉強>以前のブログで書いたが、高校の時は、学校とは別に自分で勉強した。予備校や塾などはあったかもしれないが、今ほど盛んではなかった。高校では、中学校と異なり、学校の定期テストの成績は問題にしていなく、実力テストの成績にこだわって勉強していた。大学入試に通るのが目標で、勉強もその都度、ある程度長期的に実力が上がるように計画し実行していった。
高校2年生の中ごろには、学校として教科の内容を終えており、実力テストが多かった。
入試に選択しない科目も授業があったが、家ではテスト勉強しなくて済むよう授業中は真面目に聞いていた。
学校の授業時間は、むしろ息抜きのような感じで、家での勉強が本番である。
したがって、ある科目の授業では内容そっちのけで漫談をしてくれる先生がいたが、本当にありがたかった。教室中で笑い転げたのを覚えている。英数国の先生他も思い出せるが、もっとも懐かしく思うのはこの先生である。
24時間の配分は、睡眠:23時就寝―6時半起床、食事、風呂以外勉強で平日は、5~6時間、休日は11~12時間勉強した。
これを中学2年~高校3年の5年間やりとおした。社会から完全に断絶しており、テレビは食事時にみるだけである。親との会話も時間がないので最小限だったと思う。上記の方法でしんどかったが、若かったのでできたのである。。
<コツのまとめ-1>
つまり、①継続できたこと②まず計画③前倒しで実行、で当たり前のことかもしれない。③は意外と大事である。これは、その後の大学院や宅建士の試験でも同じである。 これらができるためには、次のモチベーションをどう保つかが大事となる。思い起こすと次のようなことになる
<コツのまとめ-2>
①中学:トップクラスを維持するのが楽しい(母親がその都度ほめてくれていたような気がする)
②高校:差別をばねに逆境に打ち勝ちたいというハングリー精神
③大学に入りたいという欲望
これ以上勉強するのは嫌だ=浪人は嫌だ という梯子を外した状態
幸い、幾多の試練の中、念願の京大に現役で合格できた。母親と合格発表を吉田キャンパスに見に行き、帰りの阪急京都線で楽しかったことを思い出す。小学生の頃、あまり期待されていなかったと思うが、どう転んでしまったのか、少しは親孝行できたようだ。
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